具体例でわかる「LINE絵文字ガイドライン」
LINE絵文字をリリースするために遵守すべきデザイン規定と審査基準を解説。視認性の確保からNG項目の具体例まで、スムーズな承認を目指すためのポイントをまとめました。
この記事の目次
LINE絵文字の規定サイズと構成
LINE絵文字の申請には、以下の画像が必要です。スタンプとはサイズ規定が異なり、特に絵文字画像は「固定サイズ」である点に注意してください。
・絵文字画像 (8〜40枚): W 180 × H 180 pixel (固定サイズ)
・トークルームタブ画像 (1枚): W 96 × H 74 pixel
※絵文字はスタンプと異なり、書き出し時に規定サイズ(180×180)に正確に合致している必要があります。「最大サイズ内であれば自由」ではないため注意が必要です。
視認性の確保とデザインのコツ
画像はスタンプよりもさらに小さく表示されるため、細かすぎるデザインは避ける必要があります。
絵文字は「余白なし(キャンバスいっぱいに描く)」が鉄則です。スタンプのように周囲に余白を設けると、テキスト内で非表示された際に中身がさらに小さくなり、視認性が悪いためリジェクトされる原因になります。
日常会話での利便性と「使いやすさ」
スタンプと異なり、絵文字はテキストメッセージの一部として使用されます。そのため、感情表現(喜怒哀楽)や文章の補助として機能しにくいものは不適切とされる場合があります。
風景写真や単体の無機物など、それ自体でコミュニケーションが成立しにくいデザインは、審査で承認されにくい傾向にあります。
アニメーション絵文字の注意点(1コマ目の重要性)
アニメーション絵文字には、通常のスタンプよりも厳しい制限があります。
・容量制限: 1個あたり300KB以下(通常のスタンプは1MB以下)
・1コマ目(フレーム1)の扱い: 静止画として表示される際の代表画像となります。
1コマ目だけでその内容が伝わるように設計してください。特に「デコ文字(文字の絵文字)」の場合、1コマ目が空白や意味をなさない絵だと、静止画時に文字として認識できず不備とされる可能性があります。
知っておくべき詳細なNG項目(リジェクト回避)
LINEの審査(絵文字審査ガイドライン)では、以下のような項目が厳しくチェックされます。リジェクトを避けるために必ず確認してください。
・画像内の不備: 同一パッケージ内での重複画像、過度に視認性が悪いもの(表情の差が小さすぎる等)はNGです。
・テキストの制限: タイトルや説明文にURLを載せたり、機種依存文字・絵文字を含めることはできません。「○月○日発売」といった告知表現も禁止されています。
・モラル規定: 肌の露出が多いもの、暴力・飲酒・喫煙を助長するもの、特定の個人や団体を攻撃する表現、ユーザーが嫌悪感を感じる不規則な点滅などは却下されます。
・ビジネス・広告: LINE以外のメッセンジャーアプリ名への言及、企業ロゴの掲載、チャリティ・寄付の募集などは許可されません。
・権利関係: 第三者の知的財産権(著作権・商標権)の侵害や、許諾のない似顔絵(肖像権侵害)は厳禁です。
公式ガイドラインを確認する
審査基準は更新されることがあります。申請前には必ず最新の公式ガイドライン(制作・審査の両方)を確認してください。
・絵文字制作ガイドライン: https://creator.line.me/ja/guideline/emoji/
・絵文字審査ガイドライン: https://creator.line.me/ja/guideline/emoji/review/